取り消すことは自由 |
遺言を取り消すのは、簡単です。相手の同意も、いりません。遺言する人の気持ちが変われば、自由に取り消せます。
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新しい遺言を書けばいい |
遺言は、新しい遺言が優先されます。
よって、新しい遺言で、「古い遺言を取り消す。」と書けば、古い遺言は、取り消されたことになります。
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二つの遺言が矛盾する場合は |
また、新しい遺言と古い遺言とが抵触する場合は、古い遺言が新しい遺言に抵触する範囲で取り消されたことになります。
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注意
抵触により取り消されるのは、抵触した部分のみです。
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抵触の具体例 |
古い遺言で、車を息子に相続させると書いていて、新しい遺言でその車を娘に相続させるかけば、遺言が抵触しており、古い遺言が取り消されたことになります。
新しい遺言をするのが面倒な場合は、遺言を破毀すれば、取り消されたことになります。
遺言の書き方 |